誹謗中傷対策検討分科会施策の背景・説明
当協会は、多様なステークホルダーが参画する「誹謗中傷対策検討会」を2023年6月28日(水)に設置し、誹謗中傷対策としてキャンペーンを通じた啓発活動やパネルディスカッションに取り組んできました。しかし、明確な悪意がある加害者に対しては、これらの活動だけでは不十分であるという課題がありました。
そこで、所属クリエイターの誹謗中傷対策に通報窓口や対策チームを設置して取り組んできたUUUM株式会社、ANYCOLOR株式会社、カバー株式会社の3社で構成される分科会を設置する運びとなりました。
クリエイターからのコメント
HIKAKIN(UUUM所属YouTuber):
クリエイターエコノミー協会は民間主導の取り組みではありますが、行政や民間のこれだけ多くの企業や団体が賛同もしくは後援してくれている状況は、とても心強いです。
ネットにおける誹謗中傷の深刻化に伴い、多くの関係者が対策に向けて動いている中で、今回のような取り組みの輪がもっと大きくなり、より多くの方々に知っていただけると嬉しいです。
最後に、クリエイターエコノミー協会の取り組みを通じて、クリエイターだけでなく、エンターテイメントに関わる皆さんがより安心して活動ができるようになることに期待したいと思います。
ときのそら(ホロライブプロダクション所属VTuber):
© 2016 COVER Corp.
活動をはじめた当初からたくさんの言葉を投げかけられました。そのほとんどが優しい言葉です。
でも中には傷つく言葉もあり、わたし自身、涙をこらえながら活動することもあります。長く活動していてもその気持ちに慣れることは簡単ではありません。
言葉は思っているより強く相手に届きます。SNSでの誹謗中傷がなくなることを心から願っています。
みんな、相手のことを思い優しい気持ちでSNSを使ってくれたらうれしいです。
また、これからも希望のある対策が増えていくと良いなと思っています。