M20:沙花叉クロヱメドレー
タイプは違うもののそれぞれにキュートな声を持つ戌神ころね・獅白ぼたんは『ラブライブ!The School Idol Movie』から「SUNNY DAY SONG」をカバー。ときに追いかけっこをするように走り回ったり、互いの手を合わせるような振り付けがあったりと、「てぇてぇ」なステージングに、観客も笑顔が止まらない。「みんなへの応援ソング、届け!」という博衣こよりの叫びから放たれたのは、自身が作詞を務めたアップチューン「Tear-Gazer」。真剣な表情の<絶対諦めない!>と正拳突きのような振り付けで、頼もしく背中を押してくれた。
一伊那尓栖は、昨年12月の誕生日ライブで発表したオリジナル曲「Meconopsis」を歌唱。重厚感のあるギターサウンドと透き通る歌声が無二のグルーヴを奏で、続いてソロのトリを務める天音かなたは、先日リリースしたばかりの1stフルアルバムから「Knock it out!」を歌う。ハイトーンからラップ詞まで織り込んだ目まぐるしい展開の同曲で、歌姫・天音かなたの真骨頂を示した。
M24: Knock it out!
夏色まつりとアイラニ・イオフィフティーンは、「テレキャスタービーボーイ」をデュエットでカバー。まつりは低音の少年ボイス、イオフィはオク上の高音に分かれ、それぞれの音域の広さでも観客を沸かせた。英詞ボカロ曲「WILDCARD」には、沙花叉クロヱと小鳥遊キアラが挑戦。クロヱはしなやかな、そしてキアラはメリハリのあるダンスで、終盤を迎えたフェスにさらなる熱狂をもたらす。
ラストはStage1の出演者全員が5th fes.グッズTシャツ姿で三面ステージに登場し、フェスのテーマ曲「Capture the Moment」を歌い上げる。ラスサビでは銀テープが華やかに舞い、stage1の終幕を彩った。
M27:Capture the Moment
会場にはまだstage1の余韻が残る中、stage2も無事開幕した。今度のオープニングを飾るのは、3rd fes.に合わせて制作された「Prism Melody」。こちらもホロライブの軌跡を感じる選曲で、17名の誇らしげな表情と歌声が一層輝いて見えた。