3月16日~17日の2日間、幕張メッセ 国際展示場 1-3ホールでホロライブの全体ライブ「hololive 5th fes. Capture the Moment」が開催された。
〈キャプチャー・ザ・モーメント:瞬間を感じて記憶に残す〉をテーマに掲げ、過去最大となる4公演で構成された今回のフェスの3公演目、DAY2の幕開けを飾ったのが、人気クリエイターユニット・HoneyWorksとのコラボレーションによる「HoneyWorks stage」だ。
総勢36名のホロライブタレントが登場した本公演では、2023年に始動した新たな音楽プロジェクト「hololive × HoneyWorks(ホロハニ)」より、1stアルバム『ほろはにヶ丘高校』に収録されているオリジナル曲とカバー曲の全22曲を披露。“ほろはにヶ丘高校”という学校を舞台にメンバーたちの青春やアイドルとしての輝きを描いたアルバムの世界観を、会場の正面・右・左にそれぞれ設置された3面ステージで見事に表現してみせた。
学校の制服姿のタレントたちをフィーチャーしたオープニングムービーが、満員の会場の期待と熱気を一気に高めるなか、ライブは白上フブキ、夏色まつり、不知火フレア、白銀ノエル「ファンサ」で華やかにスタート。4人はウインクや投げキッスといったファンサービスを交えながら、会場中にとびっきりの「L・O・V・E」を届ける。最後にフブキが「この後も私たちのことをもっともっと好きにさせちゃうから、最後まで盛り上がっていけー!」と宣言して締めると、続くMCパートでは白上フブキと戌神ころねが登場。ころねはほろはにヶ丘高校で先生役を務めていることから、フブキの「起立、気をつけ、礼!」という号令のもと、1万4千人の観客がしっかりと挨拶する姿に、ころねもご満悦の様子だった。
M1:ファンサ
そんなころねはソロ曲「かわいこちぇっく!」で、お尻を向けてしっぽを振ったり、「わおーん!」とかわいくポーズを取りながら、文化祭に向けてかわいい子探しに奔走する先生を愛らしく表現。クレイジー・オリーとアーニャ・メルフィッサは「シス×ラブ」を歌い、双子の姉妹を演じながら息の合ったパフォーマンスで仲良しぶりを見せつける。猫又おかゆと姫森ルーナはアイドルとしての心得を歌詞に織り込んだ「アイドル十ヶ条」で、その教え通りのあざとさとファンへの感謝の気持ちを届けてメロメロにすると、桃鈴ねねは推しへの想いを募らせるファンの気持ちを描いた「同担☆拒否」で「も~、ねねはこんなにみんなのことを考えてるのに!」と愛くるしい嫉妬心を垣間見せて、これまたファンをメロメロにする。