本来のキャラクターが持つ世界観を壊さないAI化
「AI Avatar AOI」が持つ独自の対話システムと、「ChatGPT」が連携することで、より品質の高いAI対話を実現。VTuberとしての「信州なかの」が持つ性格、口ぐせ、言い回しなど本来のキャラクター設定をそのまま再現しながら、自然な対話を可能にしています。さらに、キャラクターの感情表現やモーション、アニメーションの忠実な再現を目指し、「信州なかの」の収録音声をもとにした音声合成を開発。本来のキャラクターが持つ世界観を壊さないAI化を実現しています。
また、不適切な用語や意図しない応答を回避する独自のフィルタリング機能と、専門用語や固有名詞も高精度でテキスト化する辞書登録機能を活用しているため、さまざまな利用用途に応じた会話が可能です。
AI化した「信州なかの」を各種展示会などの自治体広報活動に活用
「SHINSHU NAKANO OUTDOOR FES 2024」の様子
AI化した「信州なかの」が、3月23日(土)・24(日)に開催された中野市および中野市産農産物などの魅力を発信する「SHINSHU NAKANO OUTDOOR FES 2024」に先行登場し、来訪者と自然な話し言葉で自由な対話を行いました。パソコン上の「信州なかの」と対話をした来訪者からは、「中野市の魅力を、その場ですぐに教えてくれるシステムに感動した。」、「信州なかのちゃんとお話しができて楽しかった。」など、高評価をいただきました。
また、春と秋に一本木公園バラ園で開催される「バラまつり(5月25日(土)~6月16日(日)開催)」では、開催期間中の5月末頃からAI化した「信州なかの」が登場します。今後は、市内の各種イベントでAI化した「信州なかの」が、中野市の魅力を発信する広報活動を行っていく予定です。
中野市役所の担当者からは、以下のようにコメントをいただいております。
「VTuberは、通常、動画配信がメインで会話でのやり取りは難しいですが、今回の導入により、AI化した「信州なかの」と臨場感のあるリアルタイムな対話のやり取りが実現しました。従来は難しかった対話が可能になったことで、イベントに参加した市民からは、より「信州なかの」を身近に感じられる体験として、高評価を得られたのではないかと思います。」
アドバンスト・メディアでは、対話型AIの市場が拡大する中で「AI Avatar AOI」を活用した企業や自治体との新しい取り組みを積極的に推進してまいります。